スロートレーニング効果

効率よく安全に筋肥大させ、ダイエット効果を得る事ができるスロートレーニングが人気となっています。従来より話題だった「お腹を凹ませる1日15分スロートレーニング―腹筋を鍛えて、脂肪を減らす」という本のほか、「世界一受けたい授業」「はなまるマーケット」「ためしてガッテン」などの番組でも紹介され、若い女性の間にもダイエット方法として広まりつつあるようです。ここではそんなスロートレーニング効果について、何故効率よく筋肥大できるのか、従来の筋トレに優る利点の他、脂肪燃焼を促進させる効果についても解説しています。

スロートレーニング効果でダイエット、効率良く筋肥大させる方法。

スロートレーニングで腹筋ダイエットのため、あるいは単純に筋肉量を増やしたいためににダンベル運動をやったり、腹筋や腕立てなどをやっている方は少なくないと思います。筋トレによって筋肉量を増やすことは基礎代謝量のアップにつながり、何もしなくても勝手に消費されるカロリーが増えることになりますから、ダイエットに基礎代謝量アップという要素を欠かすことはできません。しかし、筋肉が体に付いていく過程が楽しいという方もいますが、派手なエクササイズなどに比べると、筋トレはどうしても地味になってしまい、つらいだけで楽しめないという方も少なくありません。ならば、より軽い負荷と短い時間で、効率よく筋トレを行い、重い負荷と同様のダイエット効果が得られる方法があったとしたらどうでしょう?それがスロートレーニング効果によるダイエット方法です。
やり方はいたって簡単で、従来の筋トレをゆっくりと、まさにスローに行い、力を入れるときに息を吐きながら、力を抜く時に息を吸いながら行うといったやり方をします。

例えば腹筋をする場合、息を吐きながら5秒から10秒かけて体をゆっくりと持ち上げていき、完全に体を起こしきらないところで5秒から10秒動きを止め、息を吸いながら体を下ろしていきます。これを1日に5回から10回程度行うとかなり腹筋がしまってくるはずです。

このようなスロートレーニング的手法を用いて筋トレを行えば、より短時間で効果的なダイエットを行えるとともに、比較的軽い負荷で筋肥大の効果を得る事ができますので、今までほとんど運動をした経験の無い方、高齢者の方でも取り組みやすい筋トレ方法であり、ダイエット方法なのです。
スロートレーニングはこのように様々な利点があり、もともと人気のあったトレーニング方法でしたが、「世界一受けたい授業」「はなまるマーケット」「ためしてガッテン」などの人気番組で取り上げられることにより、さらに実践する人の数が増えているようです。

スロートレーニング効果の仕組みの前に、通常の筋トレの仕組みを学ぶ。

スロートレーニング効果の仕組みを説明する前に、普通の筋トレで筋肉がつく仕組みをおさえておきましょう。筋トレとは、脳のあるスイッチを押して、成長ホルモンを分泌させることが狙いです。スロートレーニング効果を用いれば軽い負荷でも筋肥大させることができますが、本来は重い負荷をかけて筋トレをしないと、この成長ホルモンを分泌させるスイッチを押すことはできません。
重い負荷を用いた普通の筋トレを行うと、疲労物質である筋肉の中に乳酸がたまっていきます。こうして筋肉内の乳酸がふえてくると、筋肉に水分がながれこみ、筋肉は腫れてきてパンパンになります。こうなると脳にそれを知らせる信号が流れて、脳のスイッチが押され、成長ホルモンが分泌されるのです。結果、筋肉が肥大することとなり、それは基礎代謝量のアップにつながってくるわけです。

スロートレーニング効果とは?ダイエットに効く理由とは?

スロートレーニングでダンベルでは、通常の筋トレとは違い、軽い負荷の筋トレでも筋肥大が可能というスロートレーニング効果とは、いったいどういった仕組みなのでしょうか。
スロートレーニングが通常の筋トレと違う点は、常に力を出し続けているということです。例えばNHKの「ためしてガッテン」の中では、スクワット地の力の入り具合を筋電図という装置を使って調べていました。
調査の結果、反動も利用するような従来の早いスクワットでは、筋肉はとぎれとぎれに力を出していることが確認されましたが、スローなスクワットでは、筋肉は途切れることなくずーっと力を出し続けていました。
このように筋肉に力が入り続けている状態では、筋肉が膨らんでおり、筋肉内の血管が圧迫されて血行不良になっています。酸素が不足すると、通常の筋トレのような無酸素運動と良く似た状態になり、乳酸が筋肉にたまっていきます。この状態になると脳へ信号が送られて、脳は高負荷な運動をしているものと勘違いし、成長ホルモンが分泌されるスイッチが押されることになります。

こうしたスロートレーニングの効果が、効率よく筋肥大させ、ダイエットにもつながってくるというわけです。筋肉をあえて酸欠状態に持っていき、成長ホルモンを分泌させるというやり方は、やはり最近流行っている「加圧トレーニング」と通じるものがあります。ただ、スロートレーニングはジムでトレーナーに教えてもらわなくても、カーツウェアなどを購入しなくても、思い立ったら今すぐ自宅で始められますので、より手軽にスロートレーニング効果を体験できるでしょう。

スロートレーニング効果は脂肪燃焼にもメリット!まさにダイエット向き。

有酸素運動のジョギングを組み合わせる筋トレをすることで筋肉量を増やす事は、基礎代謝量がアップすることでダイエットにつながり、リバウンドしにくい体を作る事ができるのですが、筋トレの効果は基礎代謝量のアップだけではありません。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動と、筋トレを同時に行うことで、そのダイエット効果はさらに高まります。

筋トレを行うと成長ホルモンが出ますが、さらに血液中に「遊離脂肪酸」が増加していきます。実は成長ホルモンというのは高い脂肪分解作用があり、これによって脂肪が分解され、血液中に遊離脂肪酸があふれ出すのです。
そしてなんと、脂肪はこの遊離脂肪酸の状態になるととても燃えやすくなります。ですので、筋トレをやってから有酸素運動に移ると、より効率よく脂肪を燃焼させることができるのです。
当然これは、スロートレーニングで筋トレを行っても効果があります。しかも、スロートレーニングで筋トレを行い有酸素運動をした場合、通常の筋トレよりも脂肪が燃えるといったデーターもあるようです。ただ、何故スロートレーニングと有酸素運動の組み合わせが、より効果が高いのかは、まだはっきりとした理論は確立されていないようです。

いずれにしても、ダイエットの場合であっても筋肥大だけを狙う場合であっても、スロートレーニング効果を最大限に生かすために、スローな筋トレをおこない成長ホルモンを分泌させ、同時に遊離脂肪酸を血液中に出し、ジョギングやウォーキングでそれを燃やすというやり方は、安全で効率の良いダイエット方法、トレーニング方法と言えるでしょう。

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